Remote Command に UDP と TCP を追加しました
Remote Command 機能が UDP と TCP に対応しました。デバイスの特性や用途に応じて最適な通信プロトコルを選択できます。
Remote Command は SORACOM API を呼び出すことで、IoT SIM を利用するデバイスに対して SSH コマンドや HTTP/S リクエスト、そして今回追加された UDP/TCP パケットを送信できる機能です。
デバイスからのレスポンスも、SORACOM API のレスポンスとして取得できます (ただし、UDP を除く)。
新しく対応されたプロトコル
UDP
- コネクションレスで軽量なため、リソースが限られたデバイスに適しています。
- eDRX と組み合わせることで、SORACOM API を呼び出したタイミングでデバイスがスリープ状態でも、定期的にコマンドの受信タイミングが確保されます。リモートからの効率的なデータ送信を実現できます。
- UDP は、デバイスからの応答を取得できません。
TCP
- データ送信の到達保証が必要な場合に適しています。
- TCP は、デバイスからの応答を SORACOM API のレスポンスとして取得できます。
詳しくは、Remote Command を参照してください。ご不明な点がございましたら、お気軽に SORACOM サポート にお問い合わせください。