DataEntry:getDataEntries API で一度に取得できるデータエントリ数の上限を 1,000 に変更しました。

DataEntry:getDataEntries API は、SORACOM Harvest Data に送信されたデータを取得するための API です。この API では limit パラメータを使用して、取得するデータエントリ数の上限を指定できます。今回の変更で limit パラメータに指定できる値の上限が 1,000 に変更されました。limit に 1,000 より大きい値を指定した場合は、1,000 が指定された場合と同様に動作します。

なお、この API を使って 1,000 件を超えるデータを効率的に取得するには複数の方法があります。

SORACOM ユーザーコンソールを使用する

ユーザーコンソールの機能を使って、250 MB までのデータを一度にダウンロードできます。250 MB を超える場合は、対象期間を区切って分割してダウンロードしてください。詳しくは、SORACOM Harvest Data のデータを 250 MB ごとにダウンロードする を参照してください。

SORACOM CLI を使用する

SORACOM CLI を利用する際に --fetch-all オプションを指定すると、対象期間内のデータをまとめて取得できます。

たとえば、2023/09/01 00:00:00 UTC から現在までのデータを取得するには、以下のように指定します。

soracom data get-entries --from 1693526400000 --limit 1000 --fetch-all

そのほかのオプションについては、以下のコマンドで表示されるヘルプを確認してください。

soracom data get-entries --help

詳しくは、SORACOM CLI のヘルプを表示する を参照してください。

SORACOM API を使用する

DataEntry:getDataEntries API のレスポンスヘッダーに含まれるページングのための値を使って繰り返し API を呼び出すことで、対象期間内のデータを取得できます。詳しくは、大量のデータを取得する (ページング) を参照してください。

多要素認証サービス「Soracom Cloud MFA」の提供を開始しました。

Soracom Cloud MFA は、SMS を通じて、ユーザーの携帯電話やスマートフォンにワンタイムの認証コードを送信し、安全性の高い多要素認証を提供します。具体的には、Soracom Cloud MFA が提供する以下の API を利用することで、お客様が開発する既存のウェブサービスやモバイルアプリケーションに SMS を用いた認証機能を追加できます。

• 認証コードを生成する API
• SMS を使用して認証コードをユーザーに送信する API
• ユーザーがお客様システムに入力した認証コードを検証する API

料金、サービスの利用方法については、Soracom Cloud MFA を参照してください。

日本法人のお客様を対象に、SORACOM IoT ストアおよび SORACOM ユーザーコンソールで SORACOM STARLINK BUSINESS キット の販売を開始しました。

概要

SORACOM STARLINK BUSINESS キットは、法人向け衛星通信サービス "Starlink Business" の利用に必要な「HP タイプ Starlink キット」と、広範な動作温度とアルミケーシングを備えた Teltonika 社の産業用 LTE ルーター「RUT241」のセット商品です。

Starlink Business は、数千機の低軌道周回衛星によって提供されており、従来の衛星通信サービスに比べて大幅に高速かつ低遅延のデータ通信を実現しています。セルラー通信などの無線通信の届かない山間部や海上といったエリアでの活用や、災害時などの事業継続計画 (BCP) 対策としても期待されています。

RUT241 は WireGuard 方式の VPN に対応した産業用 LTE ルーターです。SORACOM Arc を利用して、ルーター配下のデバイスを SORACOM の各種プラットフォームサービスに接続できます。

購入方法

SORACOM STARLINK BUSINESS キットは SORACOM IoT ストアと SORACOM ユーザーコンソールの両方で購入できます。

• SORACOM IoT ストアで購入する場合は、SORACOM IoT ストアの ご注文方法 を参照してください。
• SORACOM ユーザーコンソールで購入する場合は、IoT SIM を申し込む / デバイスを購入する を参照してください。

注意

SORACOM STARLINK BUSINESS キットは単体で注文してください。別の商品と一緒に注文できません。

• カートに別の商品が入っている状態では、SORACOM STARLINK BUSINESS キットをカートに追加できません。
• SORACOM STARLINK BUSINESS キットがカートに入っている状態では、別の商品をカートに追加できません。

仕様

SORACOM STARLINK BUSINESS キットの詳しい仕様については、商品ページ を参照してください。

SORACOM ユーザーコンソールのログイン画面が新しくなりました。

この変更のポイントは次のとおりです。

• 最新の Soracom Design System に準拠し、プラットフォームにわたって一貫性のあるユーザー体験を提供します。
• 2 箇所に分散していたログイン画面、https://auth.soracom.io/login と https://console.soracom.io/login を統一しました。
• ページの読み込み速度が約 5 倍に高速化しました。

新しいログイン画面の URL は https://auth.soracom.io/login です。

SORACOM アカウント (オペレーター) があれば誰でも Soracom Cloud Camera Services (ソラコムクラウドカメラサービス。略称: ソラカメ) を無償でお試しいただけるようになりました。

SORACOM ユーザーコンソールにログイン後、[メニュー] → [ソラコムクラウドカメラサービス] → [デバイス管理] → [ソラカメ無償トライアルは、こちらから] の順にクリックすると、ソラカメ無償トライアルを開始できます。

※すでにソラカメを利用している SORACOM アカウント (オペレーター) では、ソラカメ無償トライアルは利用できません。

無償トライアルでは、SORACOM ユーザーコンソールにログインするか、もしくはスマートフォンにインストールする ATOM アプリに SORACOM ログインすると、ATOM Cam Swing でクラウドに録画した映像を確認できます。なお、ATOM アプリを利用すると、ATOM Cam Swing で撮影しているライブ映像を確認したり、カメラの向きを変更 (パン / チルト) したりできます。

ぜひ、SORACOM ユーザーコンソールの操作と、ATOM アプリの操作の両方をお試しください。詳しくは、ソラカメ無償トライアルを利用してソラカメを体験する を参照してください。

なお、無償トライアルを利用する際は、以下の点に注意してください。

• 無償トライアルは、1 回につき 30 分の時間制限があります。
• 無償トライアルの利用回数に制限はありません。
• SORACOM アカウント (オペレーター) を作成する手順については、SORACOM アカウント (オペレーター) を作成する を参照してください。

2023 年 8 月 25 日にお知らせしたとおり、Soracom Cloud Camera Services (略称: ソラカメ) で映像をエクスポートする際のファイル名に関して、以下の変更が適用されました。

• ファイル名に含まれる時刻にミリ秒 (fff) を追加します。
• ファイル名に含まれる時刻を「操作日時 (API でエクスポートをリクエストした日時)」から「撮影日時」に変更します。

変更内容について詳しくは、ソラカメの動画と静止画のエクスポートファイル名を変更します を参照してください。

2023 年 9 月 7 日より、以下のデバイスの価格を改定しました。それぞれ税込み価格です。

LTE ルーター WN-CS300FR

• 旧価格: 13,200 円 / 台 (1,500 円分の SORACOM プラットフォームクーポンを含む)
• 新価格: 12,100 円 / 台 (500 円分の SORACOM プラットフォームクーポンを含む)

詳細は、商品ページ を参照してください。

産業用 LTE ルーター Teltonika RUT240

• 旧価格: 31,680 円 / 台 (1,980 円分の SORACOM プラットフォームクーポンを含む)
• 新価格: 28,380 円 / 台 (1,980 円分の SORACOM プラットフォームクーポンを含む)

詳細は、商品ページ を参照してください。

SORACOM では、プラットフォームに発生した障害およびメンテナンスに関する情報を「SORACOM Status Dashboard」(以下、Status Dashboard) に掲載しています。

この度、通知内容の多言語対応や機能拡充のため Status Dashboard をリニューアルし、ドメインを変更することとなりました。

変更に際し、ブックマーク登録の変更や RSS 購読先の変更が必要です。お手数をおかけし恐れ入りますが、変更内容を確認のうえ対応をお願いします。

変更内容

Status Dashboard をリニューアルし、URL を変更いたします。

• 現行 Status Dashboard : https://status.soracom.com/
• 新 Status Dashboard : https://status.soracom.io/?lang=ja

運用開始日

2023 年 10 月 4 日

お客様へのお願い

• 運用開始日より前は、引き続き現行 Status Dashboard を参照・購読してください。
• 運用開始日以降は、新 Status Dashboard を参照してください。
• RSS リーダーなどで更新を確認している場合は、あらかじめ新 Status Dashboard の RSS 購読を追加ください。

運用ポリシー

• 現行 Status Dashboard に記載された過去の事象は、運用開始日までに新 Status Dashboard に反映されます。
• 運用開始日以降に発生した事象については、現行 Status Dashboard への反映は保証されません。
• 2023 年 12 月 31 日以降、現行 Status Dashboard は過去の事象のページを含め新 Status Dashboard のトップページにリダイレクトされる予定です。

ご不明な点などございましたら SORACOM サポート までお問い合わせください。

Operator:createOperator API と Operator:verifyOperator API を廃止しました。

これまで SORACOM アカウント (オペレーター) は、SORACOM アカウント (オペレーター) 登録画面 または Operator:createOperator API を使用して作成できました。

今後のオペレーター作成では、SORACOM アカウント (オペレーター) 登録画面を利用してください。

オペレーターの作成方法については、STEP 1: SORACOM アカウント (オペレーター) を作成する を参照してください。

メカトラックス株式会社が開発した 4G (LTE) 通信モジュール「4GPi (フォージーパイ)」の委託取扱を、SORACOM IoT ストアで開始しました。

「4GPi」は、小型コンピューター Raspberry Pi 専用に開発された 4G (LTE) 通信モジュールです。Raspberry Pi に装着し、専用ツールをセットアップするだけで、ハードウェア開発の経験が少ないソフトウェア技術者でも容易に IoT デバイスの開発ができます。また、電源構成など、Raspberry Pi の稼動安定性にも配慮して設計されており、PoC やプロトタイピングだけでなく製品組込み等の様々なビジネス用途で活用されている通信モジュールです。

4GPi

• 利用できる国・地域: 日本
• 価格: 税込 27,500 円
• 2,000 円分の SORACOM プラットフォームクーポン (6 か月有効、日本カバレッジのサービスにのみ適用可能) を含む

詳細は、商品ページ を参照してください。

SORACOM IoT ストアとは

SORACOM IoT ストア では、実現イメージごとに取り組み全体が把握できる活⽤レシピと、1 つから購⼊できる IoT デバイスをセットで紹介しています。