SORACOM Orbit 開発環境バージョン 2022-05 をリリースしました
SORACOM Orbit では、お客様が開発した WebAssembly (以下 WASM) のモジュールを使用し、ソラコムのアプリケーション連携サービスや外部システムへデータを送る前にデータの変換や演算等の前処理ができます。また、サーバからデバイスへのレスポンスの後処理も可能です。この WASM モジュールを開発するにあたって、WASM 形式のバイナリの出力に対応したプログラミング言語のセットアップの手間を軽減するため、各種コンパイラや SDK などをインストール済みの開発環境用 Docker コンテナを参照として提供しています。今回、各種依存関係を更新した Orbit 開発環境バージョン 2022-05 の提供を開始しました。変更点は以下のとおりです。
- AssemblyScript
- Node.js v16 LTS へのバージョンアップ
- 依存関係のバージョンアップ
- jest 27.5.1
- prettier 2.6.2
- eslint 8.16.0
- TypeScript 4.7.2
- Rust
- Rust 1.61.0 へのバージョンアップ
- TinyGo
- TinyGo 0.23.0 へのバージョンアップ
- 共通
- SORACOM CLI のインストール方法の変更 (コンテナ作成時の最新版がインストールされます)
開発環境のセットアップ方法は 開発者ガイド: WASM モジュール開発環境をセットアップする を参照してください。