SORACOM Flux のアクションの OUTPUT に高度な設定を追加しました
SORACOM Flux のアクションに、別のチャネルに送信するデータ形式を変更したり、アクションの実行結果が JSON 配列の場合に要素ごとに個別の新しいイベントを発生させたり、アクションの実行を遅延させたりする機能が追加されました。
データを変換する
アクションの実行結果を変換して、次のチャネルに出力できます。「アクションの実行結果」は、たとえば AI アクションの場合は AI モデルからのレスポンスです。
変換時には、「アクションへの入力」や「アクションの実行結果」などから必要なデータを抽出でき、次の処理に応じたデータフォーマットに変換できます。
たとえば、「アクションの実行結果」から不要なデータを削除したり、「アクションの実行結果」に関わらず「アクションへの入力」を次のチャネルに出力したりできて便利です。
配列データを分割して、新規イベントとして送信する
アクションの実行結果が JSON 配列の場合、配列データの要素ごとに分割して、後続の処理を実行できます。さらに、配列データを分割する際に実行間隔を設定できます。実行間隔を設定することで、後続の処理でレート制限が設定されている場合に、レート制限を遵守して実行できます。
なお、後続の処理は、個別の新しいイベントとして扱われます。
遅延
別のチャネルにデータを出力する前に待機する時間 (秒) を設定できます。たとえば、Flux 外で実行される機能の終了を一定時間待ってから次のアクションを実行できます。
詳細については、OUTPUT の [高度な設定] を参照してください。