2年前
SORACOM API のレスポンスとしてレート制限に関する情報が返されるようになりました
SORACOM API では、関連する API (以下、API グループ) に対してまとめて、1 分間あたりの「最大リクエスト数」(レート制限) が設定されています。
SORACOM API を利用するシステムが、レート制限を超えて API を呼び出すと、SORACOM プラットフォームから HTTP ステータスコード 429
が返されます。システムでは、429
が返された際、最長 1 分間待機してから API を呼び出しなおす必要があります。
このとき、API グループごとに「最大リクエスト数」が異なるため、また、定期的に SORACOM プラットフォームでもレート制限を見直しているため、SORACOM ユーザーサイト などで適切に案内できていない状態でした。
今回、SORACOM API を呼び出した際、レート制限に関する以下の情報が返されるようになったことで、「最大リクエスト数」などを適切に把握できるようになりました。
- X-Soracom-Ratelimit-Limit
- X-Soracom-Ratelimit-Remaining
- X-Soracom-Ratelimit-Seconds-Before-Refresh
これらの情報をもとに、SORACOM API を利用するシステムごとにレート制限に従って API を呼び出すか、上限の緩和を申請するか検討できるようになりました。上限を緩和しなければ対応できないユースケースでの利用については、必要な情報を添えて、SORACOM サポートにお問い合わせください。
詳しくは、レート制限 を参照してください。