1週間前
一部の SORACOM サービスにおける HTTP Keep-Alive のタイムアウト値を変更しました
2025 年 3 月に予告 していた、SORACOM の HTTP エントリポイント (下記) でサポートする Keep-Alive タイムアウトを 65 秒に延長する変更を、2025 年 4 月 7 日以降順次適用します。
今回の変更で、SORACOM Air for セルラーおよび SORACOM Arc を利用するデバイスが、HTTP リクエストヘッダーに Connection: keep-alive
を指定して対象のエントリポイント (下記) にデータを送信した場合、TCP 接続が 65 秒間維持されます。その結果、65 秒未満の間隔で再び HTTP リクエストを送信すると、再接続のプロセスが不要になるためデータ通信量が削減されます。なお、これまでの Keep-Alive タイムアウトは 5 秒でした。
対象のエントリポイント
- SORACOM Beam HTTP エントリポイント
- SORACOM Beam Web サイトエントリポイント
- SORACOM Funk HTTP エントリポイント
- SORACOM Funnel HTTP エントリポイント
- SORACOM Harvest Data/Files HTTP エントリポイント
- Unified Endpoint HTTP エントリポイント
適用開始日
2025 年 4 月 7 日
本仕様変更は、適用開始日以降、順次反映されます。
対応が必要な場合
お使いのデバイスが Keep-Alive タイムアウトの延長に対応できない場合は、HTTP リクエストヘッダーに Connection: close
を指定して、Keep-Alive タイムアウトを無効化できます。
不明点や質問がある場合は、お気軽に SORACOM サポート にお問い合わせください。