1週間前
一部の SORACOM サービスにおける HTTP Keep-Alive のタイムアウト値を変更します
* これは 2 月に 延期した変更 を、改めて実施するものです。
SORACOM の HTTP エントリポイント (下記) では、Keep-Alive タイムアウトが適用されています。具体的には、HTTP リクエストヘッダーに Connection: keep-alive
を指定することで、TCP 接続を維持し、2 回目以降の HTTP リクエストで再接続によるデータ通信量を削減できます。
現在は、最大 5 秒の Keep-Alive タイムアウト が適用されていますが、今回のアップデートで、これを 65 秒に延長します。
その結果、SORACOM Air for セルラーおよび SORACOM Arc を利用するデバイスが 65 秒以内の間隔でリクエストを送信する場合に、TCP 接続が維持されているため、再接続のデータ通信量が削減されます。
対象のエントリポイント
- SORACOM Beam HTTP エントリポイント
- SORACOM Beam Web サイトエントリポイント
- SORACOM Funk HTTP エントリポイント
- SORACOM Funnel HTTP エントリポイント
- SORACOM Harvest Data/Files HTTP エントリポイント
- Unified Endpoint HTTP エントリポイント
適用開始日
2025 年 4 月 7 日
本仕様変更は、適用開始日以降、順次反映されます。なお適用開始日は、予告なく変更される可能性があります。
対応が必要な場合
お使いのデバイスが Keep-Alive タイムアウトの延長に対応できない場合は、HTTP リクエストヘッダーに Connection: close
を指定して、Keep-Alive タイムアウトを無効化できます。
不明点や質問がある場合は、お気軽に SORACOM サポートチームまで お問い合わせください。