1年前
SORACOM IoT SIM のセッション履歴で通信方式をより詳細に表示できるようになりました
SORACOM Air for セルラーでは、SORACOM ユーザーコンソールと API を使って、IoT SIM のセッション履歴情報を提供しています。セッション履歴を見ると、デバイスが接続されている国やネットワーク、SORACOM に接続した日時や切断した日時を確認できるなど、基本的なトラブルシューティングを行えます。
セッション履歴の [通信方式] には、これまで「GSM or 3G」、または「LTE」が表示されていました。それぞれ、デバイスが 2G、3G、4G ネットワークを利用して SORACOM に接続していることを示していました。
今回の更新によって、[通信方式] に「GSM」と「3G」を区別して表示されるようになり、さらに「LTE-M」や「NB-IoT」の表示にも対応しました。
- GSM: デバイスが 2G ネットワークに接続している
- 3G: デバイスが 3G ネットワークに接続している
- LTE: デバイスが 4G/LTE ネットワークに接続している
- LTE-M: デバイスが LTE Cat-M1 ネットワークに接続している
- NB-IoT: デバイスが NB-IoT ネットワークに接続している
ただし、[通信方式] に表示される情報は、通信キャリアの設備から通知されているため、設備によっては実際に利用されている無線アクセス技術またはネットワークの種類と異なる情報が表示されることがあります。たとえば、GSM で接続されている場合でも 3G と表示されたり、LTE-M で接続されている場合でも LTE と表示されたりすることがあります。
セッション履歴の確認方法は、セッション履歴を確認する を参照してください。